おやじsp.さん家訪問記

昨日、群馬のおやじsp.さん家にお邪魔させていただきました
 
我が家の子犬をご自宅にお待ちの嫁殿にお引渡しの後、お店に有るオーディオルームへ
 
おやじ殿のブログで見覚えの有る15インチ軍団がお出迎え、
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まずは、トラウマシステムから、猛烈なジャブ、
まあ、何が凄いって言うか大型スピーカーによく有る重い(表現が悪いですが湿った)音では無く鮮度の良い
サウンドがビシバシと、ナベサダのサックスの息使い(リードを操る感じ)から、指使い(タンポの閉まる音も)を
ハイスピードで再現、その後の鈴木勲の「BLUE CITY]、弾けるスネアとウッドベースの胴鳴りを伴ったグルーヴ
D130使いに長けたおやじさんの渾身の右ストレート、もう此の次点で白旗揚げました、(笑)
 
その後、ドラゴンシステム、こりゃまた凄い!!、此方もモニター系ウーファーに有り勝ちな重さ(鈍さ?)の無い
制動の利いた(締りの良い)ベースビート、それに追い討ちを掛ける2インチドライバーの揺るぎ無い表現力、
私の之まで経験した事の無い、音のリアリティー、このCD,LPにこんなサウンドが入っていたのかと言う驚き、
ドラゴンと言う怪物を此処まで調教したおやじsp.さん恐るべし、
 
そして、とどめのバリレラによるMONOシステム、
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結論から先に言います、
 
なんじゃこりゃ!!ぶったまげた!!そして完全に有りです!!
 
はっきり言ってMONOは軽く見てました(反省)、
どうせ40~60年代のサウンドでしょ、上も下も無いツマラナイ(オーディオ的に)サウンドだ、
と思い込んで居ました、
ところがところが、レコードを掛けた途端ほとばしる、音、音、音、
何で古い録音、決して状態の良いと言えないレコード、怪しげなフォノイコから、
こんな鮮度の良いサウンドが出てくるのか、もう頭の中がパニクッて終いました、
で、おやじさんの顔を見ると、満面のドヤ顔(笑)
 
試しに我が家から持ってきたモノ盤のサラ・ヴォーンをかけて貰い、記憶にある我が家の
ステレオ針との比較をさせていただきました、
その時の特性がこれ、
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ヴォーカル物ですから1Khz前後中心のサウンドパターンですが
上も下も良く伸びて現在の録音に匹敵するような気持ちの良い音の抜け、
ステレオ針で聴いた欲求不満感も無く、またプチノイズが比較的多い盤であったにも拘らず
ほとんど気に成らないレベルに、之なら大き目の音で聴いても気持ちいいでしょうね。
 
ホント参りました、完敗です、そして何時発病するか解からないmono菌の保菌者に成って仕舞ったようです。(笑)
 
あっと言う間に時間が過ぎにもっと、いろんな事を試したかったのですが、
今回は監視員様同伴ですので、後ろ髪を引かれながら撤収と成りました。
 
前日からご準備いただき、素晴らしいサウンドを聴かせていただいた
おやじsp.さん、本当にありがとうございました、
そして、我が家のチビスケを宜しくおねがいいたします。m(_ _)m
 
またの再開をお約束し帰り際に秘密のおみやげをいただきました、
一生ものとして大切に使わせていただきます、ほんとうにありがとうございました。