たもちゃん邸突入記実行編

5/29予てから計画してました、たもちゃん邸突入計画、台風に伴う大雨の中敢行してまいりました。
 
約束のAM10時にたもちゃん邸到着、その後の惨事を物語るような降りしきる大雨・・・
挨拶もそこそこに、機材の搬入、コンパクトカーのフィットに何でこんなにはいっとんねん!!と
予想外の物量攻撃に驚かれながらも手分けして二階に搬入しました。
 
まず、現在の音の状態を確認がてら鳴らしていただきました、
前回3/26に訪問させていただいたときより低音の妙なだぶつきも無くだいぶすっきりした音に、
たもちゃんさんがこれで良いのでしょうかと言う問いかけに、一度測定して見ましょうと言う事に、
そして使用した機材は、PHONICオーディオ アナライザーPAA3
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マランツのグライコからピンクノイズをプリに入力しスピーカーから出力し
試聴位置のソファー前に設置したアナライザーで測定しました、
その結果、・・・・・・
すんません、測定結果の写真その他数点湿気のせいかぼけぼけで上手く写っておらず
皆様にお見せすることができません、その場で確認すれば良かった。(反省)
で、肝心の結果ですがクロスの800Hzを境にLoバンドが5db大きく
中高音はだらり下がりで繋がると言う現実でした。
 
対策としまして、兎に角Loレンジ5db落とすと言う事でラックスA3500のゲインを
アナライザーを見ながら落として行きました、
そして音楽で聴いて見ると・・・・・・・
 
 
普通にええやん!と言う結果に、ボーカルが前に出てきて、良い感じ
どうせならもう一歩追い込むかと言う事でMIDのクロスを630Hzに
俄然2インチドライバーが歌いだしました、この変化にたもちゃんさんも聞き入ってました。
 
その後たもちゃんさんから聞いていたドライバーの不具合を治すべく先ずは身体測定、
トリオCR発信機で20Hzから20KHzまでスイープしシステムと耳の診断
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750Hzと1.5KHzでガサゴソと異音が出てました、
余談ですがたもちゃんさんは16KHzを越えるまでまで聴こえていたそうで私は12KHzが聴こえる限界でした。
 
身体測定(耳の測定(笑))はその辺で、ドライバーの分解清掃に掛かります。
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先ずフラムを外しボイスコイルギャップをルーペにて確認
居ました鉄粉が確認できるのが5個ほど、それをマスキングテープを三角に折りたたんだ物で
地味にそして根気良く除去して行きます。
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しこしこと取ってゆきます
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とれました、こんな鉄粉が混入してました、
全部取り終わりフラムを元どおり組み付け配線を取り付ける時悲劇が襲いました、
線の出し方向を確認する為たもちゃんさんの方向を見た瞬間力が緩んだのかドライバーの先端が
強力な磁力に吸い寄せられフラムに小さなえくぼを・・・・・・・・・・・(大汗)
たもちゃんさんはいいですよと言ってくださいましたが目が笑ってませんでした。(ごめんなさいm(_ _)m)
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マイナス極付近の凹みは私のせいです、落ち込みながらもう一度取り外し小ドライバーの柄の部分で
慎重に押し戻しスムーズなRに修正しました。(あ~~冷や汗かいた)
 
その後慎重に組み付け再度スイープ、
 
やっぱり同じ周波数でノイズが出ます、(T T)
ただ、出る音量は小さくなっています、
完全に取り除くにはフラム交換しか方法が無いようです。
 
長くなりましたので後半は後日。